この鉱石は、もともと台湾の北投温泉で偶然発見され、その後秋田県の玉川温泉にも同様の石が見つかりました。世界でこの二箇所の温泉地にしか存在しない「奇石」であります。
学者 岡本氏が発見し、鉱石の名前は大正元年(1912年)イギリス、ロシア、フランスなどの鉱石学者らと相談してその結果当時のロシア首都セントベータスブルグ(いまのサンクトペテルブルク)にてHo-kutolite(ホクトライト)と命名されました。
この石は、通常は現存する石に成分が付着し、その成分が0.1mmを形成するのに一年間掛かります。つまり10年で1mmです。ブタ革の表面に見えるため、これを現地では「猪皮」と言います。
日本は過去に温泉治癒という言葉がありましたが、いまはすたれてしまいました。現代の医学療法の毒を持って毒を制すという考え方ではない天然で自然な治癒力はもう注目されません。
ですが、北投石は医学的にも過去に立証されており大学教授や研究者、医学博士、物理博士、議員、大手企業社長会長等々の実用例、研究例が多くあります。
とある研究学者によりますと、「この放射性北投石からは毎分800カウントから数千カウントの放射能を放射する稀有の鉱石である」」と発表しています。
さらには、「この北投石の放射能ならば、毎日数千カウントの放射能を患者に受けさせても害は全くない。
このことは他のストロンチウム90、セシウム137等の同位元素を含有する放射性鉱物と異なり、全く人体には無害であるから今後医療に安心して使用できる。ということで重要なことだと思う」とも言及しています。
・発見!北投石(YouTubeより)
・『国指定特別天然記念物 北投石の秘密―天然ラジウムが難病を治す』
まるで黄金に輝く奇石は、成長するのに0.1mm約一年、1mm〜1.5mmなんと10年の月日を要します。
別名「猪皮」(ブタ皮)、世界中で台湾の北投温泉と日本の秋田温泉にしかない薬石である。ほかにも似たような石がありますが、代用品は代用品しかならず。
写真は、所蔵するもので重さ516g、有効対人放射線量は8.397mSv。
この線量は、一般的な考え方なら、高ければ高いほど良いと思うでしょう。
けれども、実際は高ければ良いなのではなく、人にもっとも適したものに効能があるのです。
良質なものには、良質なもののパワーがあります。
・北投石ビジターセンター(YouTubeより)
ビジターセンターからの動画像。
悠久なときを経てきたことが、理解できます。
この奇石は、乱獲乱売により一時は廃れましたが、現代ふたたび注目を集めはじめてます。